働くスタッフ

各先輩看護師

信貴山病院グループで働く各先輩看護師からのアドバイスです。

 

新卒者メッセージ
増井 莉菜(西3病棟)

どのような病棟ですか?

 西3病棟は開放病棟で、患者様は退院に向けて自立されるために、ご自身でお薬やお金の管理、外出・外泊を開放処遇の中でルールを守ってされています。看護師は、退院されることを目標に、患者様一人一人の生活において、どの部分が困難で、どのような支援が必要であるかを適切にアセスメントし、それぞれに寄り添った看護を行うことが必要だと考えます。

精神科看護の魅力は?

 患者様と長く関わることができ、退院までの経過をともに歩んで行けることや、看護師の関わりが、患者様の精神状態や物事に対する意欲に直接繋がると感じ、その点が難しくもあり、魅力的だと思っています。また、様々な患者様と深くかかわることで、コミュニケーション力が培われ、それはどの科の看護においても通ずるものだと思うので精神科看護の強みだと思います。

自分の目指す看護師像

 患者様のこれまで歩んでこられた人生や、生活背景を知り、病棟の中、退院先でもその人らしく生活できることを支えられる看護師になりたいです。そのためには患者様を精神的・身体的・社会的といった多方面から捉え、身体管理の看護技術だけでなく、先輩方からさまざまなことを学ばせて頂きたいと思います。目指す看護師像に近づけるよう努力したいです。

向井 優香(西2病棟)

どのような病棟ですか?

 精神疾患と身体的疾患をお持ちの患者様が入院されている病棟です。
精神症状の観察やそれに合わせた関わり、精神科特有の物品管理や施錠確認など精神科病院特有の面も持ちつつ、点滴や採血、注射、中心静脈栄養や持続的導尿など一般科の面も持ち合わせている病棟です。

精神科看護の魅力は?

 自分の関わり次第で患者様の状態が変わるところです。
患者様の気持ちを聞き出すところや、それを理解すること、その患者様に適した関わり方を探して試行錯誤することは難しいし、結果がでないことも多いと思いますが、とてもやりがいがあり、魅力的だと思います。

自分の目指す看護師像

 患者様に寄り添うことができ、患者様に理解者として認識して頂ける看護師なりたいです。

中田 みのり(南5病棟)

どのような病棟ですか?

 南5病棟は精神科急性期病棟です。
 入院期間は基本的に3か月以内と決まっており、その期間の中で治療を行なっています。疾患としては統合失調症やうつ病・パーソナリティー障害の方などがおられます。症状としては1日の中で気分の変動が激しかったり、幻覚・幻聴のある方、少しの変化でも不安が強く出てしまう方など様々です。南5病棟は隔離対応の病棟でもあります。
 日々入退院もあり忙しい病棟ではありますが、優しい先輩方ばかりで日々学ぶことも多く、精神科看護のやりがいを感じる事のできる病棟です。

精神科看護の魅力は?

 精神科看護は、日々の関わり方からの患者様との信頼関係も大切となります。患者様との日々の関わりから表情や目つきの変化に気づき、対応を行なっていきます。内服薬も使用しながら対応を行ないますが、患者様との信頼関係が出来ていれば会話を持つことで気持ちが落ち着かれる場合もあります。自分の話す言葉や、話す姿勢で患者様の状態が安定することがあるところが精神科看護の魅力だと思います。

自分の目指す看護師像

 今は1年目でまだまだ学ぶことばかりで、先輩方に教えていただきながら働いていますが、先輩方の姿を見ていると患者様の少しの変化にも早期に気づき対応されています。また、患者様の訴えに対しても的確に対応されています。
 ですから私も、患者様の変化に早期に気づき、患者様の訴えや不安に対して常に寄り添った看護ができる看護師になりたいと思います。

石塚 仁(南2病棟)

どのような病棟ですか?

 認知症の患者様の治療がメインの病棟です。とても賑やかな病棟ですが、穏やかに話をされる患者様が多いです。様々な患者様がおられ、大変なことも多々ありますが、とても仕事のやりがいのある病棟です。職員間の仲も良く、わからないことも質問をすれば丁寧に教えてもらえます。

精神科看護の魅力は?

 今認知症病棟で働いていますが、患者様一人ひとりに個性があります。一括りに認知症と言っても、それぞれ今までの生活、職業、歴史が違うことから、様々な個性がある患者様ばかりです。中々笑顔の見られない患者様と関わっている時、ふとした時に見える笑顔がとても魅力的だと思います。

自分の目指す看護師像

 私は元々ヘルパーとして働いており、介護の仕事を数年続けていました。その後看護の道を目指し、免許を取得することが出来ました。まだまだ介護も看護も未熟ですが、両方の良い所を持ち、患者様に対して発揮できるような看護師になりたいです。

既卒者メッセージ
大谷 津義枝(東3病棟)

どのような病棟ですか?

 私が所属する東3病棟は、精神科療養男女混合閉鎖病棟です。
急性期治療を経て慢性期へと移行し、日々の中で変動する精神症状を抱える患者様に、安定した治療と療養環境の提供をしています。陰性症状や高齢化に伴い、ADL低下やセルフケア不足の患者様が多い病棟です。個々のセルフケア能力に応じた介入をおこない、レクリエーションやSST、作業療法を積極的に活用しています。また、若年層の患者様も多く、社会復帰を目指して生活技能訓練や外出訓練などの退院支援にも取り組み、療養病棟と位置付けられていますが幅広い病期の患者様が入院する病棟です。患者様の背景を把握したうえで、尊厳と個別性を大切にし、生活の質の維持・向上とその人らしさを獲得できる支援を心がけ、スタッフ全員で取り組んでいます。

転職のきっかけは?

 看護学生時代、人と家族や友の経験から精神看護に興味を学びたいと漠然と思いながら、自分自身が目指す看護が明確ではありませんでした。卒業後は、急性期病棟で働き、処置や周手術期・急変時の看護ケアなど多くの学びはありましたが、じっくりと患者様と向き合い、信頼関係の構築をすることを重きに置く精神看護を学びたいと強く思うようになり、転職を決意しました。

当院を選んだ理由を教えて下さい

 当院は、奈良県の総合精神医療病院として子供から高齢者までの幅広い患者様に、医療を提供し、地域を支えています。病床数が多く、精神科は幅広い病期の患者様を対象としているため専門的知識を身につけ、自分の看護力を向上することが出来ると思いました。
さらに、内科や認知症病棟が設けられているため、多分野の知識とスキルを身にけることが出来ることもとっても魅力的に感じ当院を志望しました。

求職者へメッセージ

 私自身、転職前は自分自身のスキルが未熟ななかで、一人前の看護師として役目を果たせるだろうかと不安でいっぱいでした。先輩ナースの関わり方をお手本とし、時に相談したり、アドバイスをいただいたりしながら、自分自身はどのように行動変容すればいいかを振り返ることで、少しずつ個別性にあった関わりを身につけることが出来ました。
精神の世界は目には見えないため、不明確で正解も不正解もないことが多いです。さらに、患者様の精神状態に合わせた関わりはとても難しく心が折れそうになることもあります。しかし、周囲のスタッフはいつも味方で、助け合いながら看護を提供しています。スタッフ同士の信頼関係があるからこそ、患者様との良好な関係作りが出来るんだなあと日々思いながら働いています。そして、自分自身の関わりが、前向きに物事をとらえれるような反応があったり、行動変容がみられた時はとってもやりがいを感じます。